そういえば、似てる

可愛いなでしこが咲き始めた。
大和撫子、というのだから日本特有の花なのかと思っていたが、そうではないらしい。
風情が、日本人に、愛されたのだろう。
そのなでしこ科に属するカーネーション。
ハーブ研究家藤浪知香枝さんに聞くと、母の日の花だとう言うだけではないのだそうだ。
学名 Dianthus caryophyllus ナデシコ属を意味するダイアンサスは、ギリシャ語でジュピターの花。
歴史をたどれば、ローマ・ギリシア時代から愛用された花。
ハーブのカーネーションは、撫子のような一重の花で、赤やピンク、オレンジ、白の花をつける。
香りはスパイシーで、少しクローブにも似た芳香。
砂糖漬けにしたり、ワインに漬けてスープやソース、シロップに、
また、酢漬けにして風味を出し、サラダに、ドレッシングに、と応用される。
しかし、最高神ゼウス、ジュピターの名を持つだけあって、別名「engageの花」
花嫁のティアラやブーケ、ドレスの刺繍のモチーフ、祝いで飲み物に浮かべて、と用いられてきた。
古い西洋の絵画を見ることがあったら、気をつけてみると面白いそうだ。
一重のカーネーションは、婚約を意味する。描かれたシーンに秘められた、絵の言語として登場する。
なかなか手に入らない、原種のカーネーション、加工されたものでも見つけたら、よく観察してみたい。

なでしこ科 はこべ 春の七草の一つ

なでしこ科 みみなぐさ
◎ハーブ活用法
花粉症で目が痒くなる。そんな人は、カモミールがお勧め。
ドライカモミールの花5個に対し、50ccの熱湯を注ぎ、5分抽出。
コットンを浸し、まつげや眉毛を拭く。色白効果もあるというカモミール、
ただし、使用前にはパッチテストを忘れずに。